アンビシャス制作員会は、愛知県岡崎市でデザイン事務所を営む3名の提案から発足されました。
「これまで、多くの先輩方に助けられ、教えていただいたことで今の私たちがある。今後は私たちが地域の若い世代に何かを示し残していけたら」。そんな思いから、ニートやフリーター、若年層における高い離職率、少子化に伴う地域の過疎/弱体化という社会問題に「若年層における将来のビジョン早期確立の重要性(前者)」「地元企業の魅力(後者)」を中高生に伝えていきたい。この二つの思いを大きな柱とし、それに準じた活動をすすめております。
キャリア教育はその性質上、国語や数学の授業とは異なり学校内のソースのみで行うには限界があります。やはりキャリア教育こそ地域が一丸となって取り組むとができる社会貢献であり、地域の将来に還元される人材育成であると考えます。よって、アンビシャス制作委員会は、各地域の企業/団体、教育機関、行政の方で組織し、その地域に合った媒体の仕様/内容で制作/発行します。地域の大学/企業/行政が協力することで、より充実したキャリア教育授業が行われることが、将来を担う中高生にとってより有意義な学校生活になることを信じ、地域の有志が集い発足された各制作委員会が制作/発行しております。
キャリア教育の一助になりたい。この活動は読者ならびに保護者のみなさまをはじめ、数多くの教育関係者からキャリア教育資料としての評価をいただいてまいりました。教育関係機関、行政担当者、NPO法人ほか企業、のみなさまより「この活動を自分たちの地域でもできないか?」とお問い合わせをいただくことから始まった岡崎市以外の他地域への広がりは、現在も進行中です。創刊までのスムーズなプロセスをアドバイスするだけでなく、実務のお手伝いも行っております。また、各地域で行われている本活動を通じて得られた情報の集約/発信を行うことで、他地域で行われている活動内容やこれまでにあったお問い合わせ内容や問題などを共有し、より充実した活動が効率的に行われるよう尽力いたします。